板金加工のよろずや へようこそ!
精密板金・板バネ・薄板加工をはじめとする板金加工全般、金属加工部品なら試作から量産まで、板金加工のよろずや 『精密板金 wiz 』 にお任せください。
お見積もりは無料です。
試作1個から個人様でもお見積もり・ご注文OKです。ぜひお気軽にお問い合わせください。
充実の製作実績・各種金属加工例
豊富な知識・経験・技術から生み出された多種多様な製品実績のほんの一部をご覧ください。
左から、ステンレスばね材(SUSバネ材)SUS304-CSP/アルミ A5052P(赤アルマイト処理)/真鍮 C2801P/ステンレス SUS304-2B材 ほか
左から、アルミ A5052P(青アルマイト処理)/焼入れリボン鋼(SK焼入鋼帯)QSK5/ステンレス SUS304H(エッチング材)/ステンレス SUS304-BA材 ほか
左から、りん青銅 C5191P/バネ用ベリリウム銅 C1720P/アルミ A5052P(金色アルマイト処理)/ステンレス SUS304-2B(機械加工含む組立品) ほか
左から、真鍮 C2801P/バネ用りん青銅銅 C5210P/SGCC処理鋼板(溶融亜鉛めっき鋼板)/ステンレス SUS304-#400片研(片面研磨材) ほか
左から、SPCC鋼板+ブラック焼付塗装/SECC処理鋼板(電気亜鉛めっき鋼板:通称 ボンデ鋼板)+赤色焼付塗装/タフピッチ銅 C1100P/バネ用りん青銅銅 C5210P ほか
詳しくは >> 精密板金加工ほか金属加工サンプル
薄板金属加工・板金加工方法&技術
豊富な経験・知識をベースに、最も最適な加工方法をスピーディーに選択し、より良い板金加工・金属加工製品を生み出します。
最適な加工方法は、加工材質・材料及び板厚、製品形状(曲げ形状・穴形状)、要求品質(加工精度・寸法公差)、製作コスト、1ロット製作数量及び納期など、その製品に求められるさまざまな情報から総合的に判断します。
タレパン(NCT、タレットパンチプレス)
数量中程度製作時の薄板金属のブランク加工(外形追い抜きや穴の抜き加工)に有用。アルミ・真鍮・銅などは板厚t3.0まで、鋼板(鉄板 SPCC や SECCボンデ鋼板・SGCC等処理鋼板)はt3.2、ステンレス(SUS304等)なら板厚t1.5程度までは効率良い加工ができる。あまり薄い板厚(t0.5程度以下)の場合は、抜き加工時のカス上がりが多くなり効率が落ちる。
レーザー(レーザーカット)
タレパンと同様、数量中程度製作時のブランク加工に有用だが、条件が同じ製作物で比較するとタレパンよりも若干コスト高になる傾向がある。被加工材質やレーザー加工機の性能などによっても異なるが、概ねタレパンよりも厚板のカットができ、外形ラインに曲線を持つ製品などは追い抜きが必要なタレパンよりも滑らかな切断面が得られる。クリーンカットにも対応。カットだけでなく材料表面に文字やデザインなどの彫刻(レーザーマーキング)も可能。レーザー光線の熱エネルギーを利用した加工方法であることから、レーザー光の反射率が高い銅板などは加工が困難。
ワイヤー(ワイヤーカット)
高精度・精密加工を要するブランク加工に有用。試作や少量製作向きであり、加工時間が長く、数量中程度以上の製作にはコスト的にも向かず、加工サイズも大きなものには対応できないが、NCTタレパンやレーザーカットでは対応できない精密・高精度の加工が可能。工作物と電極との間の放電現象を利用して行う加工なので、電気を通す材質・材料であれば加工できる。通常はワイヤ線径φ0.25程度の電極を使用し、最大加工サイズは160mm×260mm程度まで。
エッチング(フォトエッチング)
少量から数量中程度製作時の薄板金属の高精度・精密なブランク加工に有用。NCTタレパン・レーザーカット・ワイヤーカットなどの機械的・電気的な加工とは異なり、エッチング液による化学反応・腐食作用を応用して被加工物を食刻(溶解加工・化学切削)する薄板加工方法。素材材料の板厚が薄いほどシャープで高精度・精密加工が可能、腐食による溶解加工であるため材料変形の心配がない、複雑かつ任意形状の穴や溝の精密加工をはじめ、凹凸加工(ハーフエッチング)もできるなどの特徴がある。イニシャル費用としてエッチングパターン(原版)の製作費用が必ず必要なので、少量製作では費用は割高となる。
薄板加工用超高精度パンチプレス
薄板精密加工における少量試作として有用。エッチング、ワイヤーカット、レーザーカット、単型プレス加工に変わるt0.1~t0.3程度の薄板の精密・高精度の打ち抜きブランク加工と曲げ・成形を連続工程で加工できる。超高精度金属電子部品等の試作に対応できるが、レーザー・ワイヤー・通常のタレパン・エッチングなどの加工方法より加工コスト大。量産プレスの専用金型とは異なり、精密汎用金型の組み合わせで加工を行う。
金型プレス
基本的に量産加工向き。専用金型(抜き型)を製作して行う薄板のブランク加工では、エッチングやワイヤーカットに劣らない高い寸法精度のプレス抜き加工が可能な上、製品単価も最も低コストである反面、専用金型のイニシャル費用が大きいので、少量製作には向かない。プレス抜き・プレス曲げ成形を一連の工程で加工できる順送型(じゅんそうがた)では、金型の設計から製作までさらに多くのイニシャル費用が必要となる。
シャーリング(シャーリングカット)
板材(定尺板材料)の切り出しに有用。板金材料を所要寸法へ直線に切断加工するのに非常に便利な加工方法。原理としては紙などを切るハサミと同じであり、上下の刃のせん断力により板材を切断する。
曲げ(ベンディング)
板金加工・精密板金においては最も重要な加工工程の一つ。上型と下型の上下二箇所の金型にセットした金属材料(板材)プレスすることによって板材を折り曲げる加工。このような曲げ加工を行う機械を、一般にベンディングマシン(プレスブレーキ)という。ベンディングマシンにより行う曲げ加工は、ベンダー曲げとも言われる。位置決めを精度良く行い、プレス加圧力を制御することで高精度な曲げ加工が行えるサーボベンダーもある。
表面処理
焼付け塗装からシルク印刷、ユニクロ・ニッケル・クロメート・クロームメッキ等各種めっき加工、アルミ材料へのアルマイト処理や電解研磨・化学研磨、精密鏡面研磨加工など、さまざまな金属表面処理がある。
詳しくは >> 精密板金加工の解説
薄板金属材料・材質・板厚
材料・材質にもよりますが、板厚t0.01~t3.0程度までの薄板金属・板ばね・精密板金加工では鉄板、アルミ、ステンレス、伸銅品(銅、真鍮、バネ用リン青銅、バネ用ベリリウム銅等)、リボン鋼(焼入鋼帯)など、数多くの材料に対応可能です。
精密板金・薄板・板バネなどで対応可能な材料種類及び板厚
- 鋼板(鉄板)・処理鋼板
- 板厚:t0.4~t3.2
SPCC(みがき材)、SPHC(酸洗材)、SECC 電気亜鉛メッキ鋼板(ボンデ鋼板)、SGCC 溶融亜鉛めっき鋼板 など。 - ステンレス板(冷間圧延ステンレス鋼板)
- 板厚:t0.3~t3.0
SUS304-2B、SUS304-BA、SUS304-#400片研、SUS304-HL(ヘアライン)など。 - SUSバネ材(ステンレスばね材)
- 板厚:t0.01~t2.0
薄板バネやエッチング材料として利用されるSUS304-CSP や SUS301-CSP など。 - アルミ板
- 板厚:t0.2~t3.0
板金材料として最も一般的に利用される A5052P など。 - 銅板
- 板厚:t0.1~t3.0
C1100P(タフピッチ銅)、C1020P(無酸素銅)、りん脱酸銅(C1201P・C1220P)など。 - 真鍮板(黄銅板)
- 板厚:t0.03~t3.0
板金材料として最も一般的に利用される C2801P など。 - りん青銅板(ばね用りん青銅板)
- 板厚:t0.1~t3.0
バネ性や硬さが要求される板バネ材としても利用される C5191P、C5210P など。 - ばね用ベリリウム銅板
- 板厚:t0.08~t1.0
りん青銅よりも更に高性能の板バネ材などに利用される C1720P、C1700P など。 - 焼入れリボン鋼(SK焼入鋼帯)
- 板厚:t0.05~t1.0
SK材(みがき特殊帯鋼)に熱処理(焼入れ)を施した精密焼入れ鋼帯 SK-5(QSK-5)など。
詳しくは >> 薄板金属材料・加工技術
できる? できない?
板金加工のよろずやを自負する当社ですが、得意・不得意はもちろんあります。
ただ、『困ったときの精密板金 wiz』と言っていただける板金屋を目指しておりますので、極力 できない とは言うつもりはありません。
『できない』を『できる』に変える努力、『こうすればできる、もっとよくなる』ご提案をする努力を怠らないよう心がけています。
設計・加工のための知識・用語|技術資料集
板金に関することだけでなく、ものづくりに携わる方に役立つ資料としてお使いいただけるよう、基本的な工作機械の種類や用語、金属加工方法、記号などに関する資料、鋼材・非鉄金属材料の規格及びそれらのJIS規格、公差及び幾何公差に関する資料などを豊富に取り揃えております。
- 工作機械・工作方法の種類、用語(近日UP)
- 旋盤、フライス盤、ボール盤、中ぐり盤、放電加工機、レーザー加工機など。
- 金属加工方法記号(近日UP)
- 鋳造、塑性加工、機械加工、手仕上げ、溶接、熱処理、表面処理、組付けなど。
- フォトエッチング加工
- 薄板バネ・薄板板金のブランク加工にも利用され、薄板金属の精密加工に有用なフォトレジストエッチング加工について。
- 鋼材-規格・種類・特性・用語(近日UP)
- JISに規定される鉄鋼(ステンレス鋼板等の金属材料)の種類・特性・用語など。
- 非鉄金属-規格・種類・用語(近日UP)
- JISに規定される非鉄金属(銅及び銅合金、アルミ等)の種類・特性・用語など
- JIS規格一覧-部門別(近日UP)
- 一般機械、鉄鋼、非鉄金属など、部門別に分類されているJIS規格のリスト。
- JIS規格一覧-ハンドブック別(近日UP)
- ねじ、溶接、機械要素、製図、図記号、金型、工具、配管などのハンドブック別に分類されるJIS規格のリスト。
- JIS用語規格一覧・概要(近日UP)
- 工作機械、溶接、ネジ、製図、熱処理、鉄鋼、塗料、バネなど、用語を定義しているJIS規格の概要。
- 公差・幾何公差(近日UP)
- 公差関連のJIS規格リストや金属プレス加工品の普通寸法公差、幾何公差等に関するJISの内容など。
精密板金 wiz のお仕事心得 十箇条
板金加工のよろずやを自負する 精密板金 wiz は、お客様からお引き受けする大切なお仕事には次の姿勢で取り組むことを常に心がけています。
- 一.『できない』は極力言わない
- 『こうすればできる』といえる努力を惜しまない
- 二.約束は守る
- (人として当たり前)
- 三.ひとりよがりの仕事はしない
- 常にお客様の視点で考える
- 四.仕事は心を込めて丁寧に
- ただし、効率化は追求する
- 五.『ありがとう』と言われる仕事をする
- 己の達成感・満足度イコールお客様の満足度だと錯覚しない
- 六.仕事はクリエイティブに
- ”仕事”は”作業”とは違う。仕事は作るもの、生み出すもの
- 七.今日より明日の己がすばらしい
- 日々勉強、日々学習、常に一歩上を目指す
- 八.チャレンジ精神のこころ
- 現状に甘んじることなく、惰性を排除し、より良い改善・改革を怠らない
- 九.仕事は人と人との信頼関係
- 『あなたにお願いしたい』と言われる板金加工屋になる
- 十.感謝の気持ちを忘れない
- 生かされているという謙虚な心をもつこと
お見積もり・ご注文からお支払いまでの流れ
手順
精密板金 wiz へ見積依頼 ⇒ 当社からご回答 ⇒ ご注文 ⇒ 製作開始 ⇒ 製品お届け ⇒ お支払い
詳しくは >> お見積もり・ご注文~発送・お支払いまでの流れ
図面の書き方ガイド、製図用紙サンプル
板金図面の書き方・製図方法例などを、実際の部品と図面を比べることで分かりやすくまとめております。手書き図面を描くための製図用紙サンプルもご用意しておりますのでご活用ください。
詳しくは >> 図面作成・書き方-製図ガイド
お見積もり・お問い合わせ
お蔭様でたくさんのお問い合わせを頂いております。
精密板金・板バネ・薄板金属加工をはじめ、板金加工のことなら、まずは一度お問い合わせください。
お見積もりは気持ちよく、スピーディーに!がモットーです。ぜひお気軽にどうぞ。
FAX紙図面、CADデータ図面、PDFファイル図面、画像ファイル図面なんでもOKです。
図面があれば今すぐお送りください。マンガ絵・スケッチでもとりあえずはOKです。
(CAD図面はDXF形式又はDWG形式でお願いします。)
■ お客様担当・営業担当者 :今野 正和(こんの まさかず)
私が責任をもってお答えいたします!
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- 薄板から厚板までの穴あけや曲線・任意形状の切断(ブランク加工)による精密板金加工方法として利用されるレーザー加工について。レーザー及びレーザー加工の原理・特徴・用途・種類の説明など。表面彫刻(レーザーマーキング)なども可能。
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- 精密板金・板金加工の主な工程(作業手順・流れ)のうち、設計段階で考慮すべきことや、板金図面展開(曲げ加工部品の展開図へ図面展開)のイメージ、ポイントなどの説明・解説。